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中国に「中年少女」という新たなジャンルの人々現る

2017-12-23 人民網日本語版 人民网日文版

 中国のネット上ではこのところ「中年少女」が人気ワードとなっている。あるネットユーザーが微博(ウェイボー)に、「中年少女」の5つの特徴として、▽好きな色はピンク▽抜け毛に悩んでいる▽ショッピングサイト・淘宝が好き▽健康のことを考え始めている▽若いイケメンと恋愛したがる---と書き込んだところ、微博から微信(Wechat)の公式アカウントへ、さらにモーメンツへと次々に転載され、大きな話題となっている。ネットユーザーからは「全部私にあてはまっている」や「やられた。図星だ」といった声があがっている。こうして中国において「中年少女」という新ジャンルが誕生した。

「中年少女」という言葉の流行は、人々のどんな心理を反映しているのだろう?南京12355総合サービスセンターのカウンセラー・文清さんを取材した。

 「先輩風を吹かせる若者たちが、奇をてらった言葉で自分たちを表現しようとしているだけだ」と思う人もいるかもしれない。若者たちは自分がまだまだ若いと分かっており、自分を「中年」や「年を取った」と表現するのは、ひねくれた表現でしかない。「少女」はたくさんの夢を抱き、ポジティブに前進していくことこそがあるべき姿。たとえ老け込んでしまったふりをしていても、心の中では大人になることを怖がっているだけ。一番恐れているのは、中年になった時、重ねたのは年ばかりで、あるべき知恵も身に着けていないことだ。「少女」時代ならば初心で世間知らずということで許されていたことが、中年になった途端、「年甲斐もない」とされてしまう。しかし世間では、「中年になったら、自分自身に対しすでにアラサーやアラフォーなのだからと常々言い聞かせ、落ち着きある話し方をして、しっかりとしなければならない」という考えが広く浸透している。これは状況次第と言えるだろう。中年女性であっても、配偶者の前では甘えて当然であり、父母の前では子供として接することもある。父母にとって、子供はどんなに年をとったとしても、子供のままだからだ。しかし、自分の子供を前にした場合、知性にあふれた母親でなければならず、子供たちの生活や心理面でのサポートをしなければならない。

90後(1990年代生まれ)は、様々なレッテルが貼られた世代だ。「空の巣青年」から始まり、その後すぐに、「抜け毛」が大きな話題となり、髪の毛がうすくなっていくことを心配し始めている。そして、「脂ぎった中年男性」という言葉が流行し、最近ではまた「中年少女」と「仏系青年」という2つの新ジャンルが誕生した。ネット上の書き込みを見ると、アラサー・アラフォー世代であっても、青春真っ只中の20代前半であっても、「中年少女」という言葉に対する理解が人によって異なっているものの、共感を覚えている人が多い。

 

 文清さんは、「これは人の天性。自分の精神的ニーズを満たそうとしており、この種の文章はほとんどの人の状況を代表している。『少女』であっても『おばさん』であっても、どの年代であっても、流行につられて、すぐに自分に何かのレッテルを貼ってはいけない。自分らしく生きるべき」とアドバイスしている。

このような新しいジャンルを生み出して特定のグループを作るのは、ほとんどが自分をネタにしたりする遊び心に端を発しており、実際にそうであるというわけではないだろう。ただ、こうすることで、ストレスを解消し、気分転換しようとしているのかもしれない。

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